MESSAGE
代表挨拶
社会問題化しているあおり運転や高齢運転者による事故が多発している昨今、国交省は第10次交通安全基本計画「交通事故のない社会を目指して」をリリースし、その打開策として、今後新車への搭載が期待されるコネクテッドカーのテクノロジーを活用し、「事故を未然に防ぐ対策」と「事故発生時の迅速な対応」が行えるようガイドライン(※)が設定されました。その方針は直近の第11次交通安全基本計画に引き継がれています。
コネクテッドカーのテクノロジーを活用した交通事故対策は有効ですが、その普及率は15年以上先でも60%未満と低い予想です。また事故を起こす可能性の高い車両には最新の機能が搭載されていない車両が多く(ABS・ADASなど)コネクテッドカーの機能だけでは交通死亡事故の大幅な削減にはつながらないと考えます。「交通死亡事故のない社会」を目指すには、新車のみならず既販車両向けのソリューションが必要と考えます。
当社の親会社「株式会社プレミア・エイド」は「交通死亡事故のない社会」を目指すという難問にドライブレコーダーやSOS通信デバイスなど様々なデバイスからのSOSを受信できるマルチデバイス対応型緊急通報受付システム【PamNas】を構築しました。
PamNasにより既販車両に後から取り付けるSOS通信デバイス(通信型ドライブレコーダーなど)からSOS(緊急通報)コールを受け付けることで「交通事故のない社会」という難問に対してソリューションを提供しています。
しかし、そのSOSデバイスは委託元のクライアントに委ねられており、エンドユーザー側のデバイスまでは提供できませんでした。
「命をつなぐオペレーション/情報をつなぐソリューション」をワンストップで提供できる仕組みを構築するために、当社はデバイス提供と緊急通報オペレーションをつなぐソリューションがトータルで提供できる企業を目指します。
※警察庁・消防庁・国土交通省『接続機関における自動車からの緊急通報の取扱いに関するガイドライン 』平成30年
株式会社プレミア・ブライトコネクト
代表取締役 吉澤 成一朗